食酪のさと プロジェクト

WHY SHOKURAKU NO SATO

食を守る食文化の創造

食のごみをなくすこと=食を守ること。酪農の原点は人間が食べることができない、栄養とすることができなかった草や穀物で牛を育て、牛の出す生乳を人が栄養分として頂く。
新生酪農では、食を提供する過程で生じるゴミを減らす取り組みを長年行ってきました。例えば、牛乳びんをリユースびん使い再利用することでゴミが減ります。
しかし、それくらいのことでは、もう止めることができないほど、自然環境に人間の暮らしはダメージを与えています。そして、自然環境の変化や食料危機が表面化して来ています。
食酪のさとプロジェクトは、新生酪農株式会社だけを対象とした「酪農家と皆様を繋ぐ架け橋、食と酪農の里」というコンセプトからスタートしましたが、「食酪のさと=食を守る」「食を守る=地域を守る」そんな思いへと繋がり、地域全体の食を守るプロジェクトとし、広がる活動として取り組んでまいります。

新生酪農の食文化を創造する取り組みは、食の安全を守るプロジェクト

新生酪農は、牛乳を自社工場で生産しています。工場では、とても厳しい衛生管理の元、生乳から牛乳やヨーグルトやチーズを商品化しています。長年酪農家と共に試行錯誤しながら、安全で栄養価の高い美味しい商品を市場へと届けてきました。そのノウハウを活用して、食の安全と食品ロスを減らすプロジェクトを進めて行きます。環境問題は、もはや他人事でないところまで来ています。食酪のさとのビジョンは、国内だけでなく、発展途上の国々に食の安全の技術を伝え、食の安全や食の喜びを共有し、具体的な食のロスを減らす活動を広げながら食文化の創造に挑戦します。

フードロスから生まれる食文化の創造が食の未来と地域の暮らしを豊かにする

新生酪農では、自社ブランド乳製品を中心とし、美味しい食材を使ったメニューを提供するピッツェリアを2021年からスタートしました。地域の豊かな自然や食資源を枯渇させたくない、そんな思いが根底にはあります。私たちにできること、食を通じてできることをこれからもプロジェクトとして試行錯誤を続けながら実行して行きます。今後のビジョンとしては、賛同してくれる食に携わる企業やお店や生産者を増やし、フードロスを実行しながら食文化を提供する取り組みの輪を広げて行きます。